浄土思想 桜による仏国土作り

藤原氏の浄土思想による仏国土づくりに、いまさらですが、とても共感するものがあります。

藤原清衡は戦いによる多くの戦死者の魂を鎮め供養し、平和で幸せな社会を仏教の教えで築く仏国土というものに晩年の生涯をかけました。

この考えが、手あわせ桜プロジェクトと共通するものがあるということに気づいたのです。

桜は無常観を表し、清浄で仏を象徴する花です。この花を、震災の犠牲者の鎮魂の為、そして皆で手を合わせ協力し、希望に向かって祈るという意味で始まったのが、手あわせ桜プロジェクトです。

清衡は多くの寺院を建て、僧侶を招き、戦火で疲弊した民衆の心を、浄土思想によって牽引したのです。

つまり、死んで後に浄土へ召されるのでなく、生きている今が浄土であるという教えが大衆に受け入れられたのでしょう。

手あわせ桜も、生きている人が希望を持ち、一歩を踏み出すきっかけになって欲しいという想いが込められています。

そして、故郷のシンボルとなり、地域の再生となり、生きる人の心のよりどころにはなりえないか・・と考えるのです。

清衡のように寺社を建立するような財力も、高潔な思想も持ち合わせないけれど、寺の代わりに一本の桜を植えて仏の地域づくりに役立つことができないかと、清衡と無理な共通点を探っています。

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