無我さん偲びサクラサク

今年8月に、67歳で亡くなった竹脇無我さんのお別れ会が、先日行われました。

亡くなる2日前のこと、無我さんの家の桜が、白い花を10輪ほど咲かせたというのです。

二人の娘の名前を付けたこの桜は、わざわざ京都から取り寄せ、庭に植えたものでした。

季節的にも、桜が咲く時期ではありません。

友人代表の加藤剛さんは、挨拶の中で「いかにもおしゃれな無我ちゃんらしいラストメッセージでした」と故人の人柄を偲んだと言います。

確かお釈迦様が亡くなった時、咲くはずもない娑羅双樹(さらそうじゅ)が白い花をつけたことから、サラノキは無常を現す木とされました。

報道では伝わらない、妻や子、家族との愛憎劇があったのかもしれません。

でも、最後に咲くはずのない桜が咲いたのです。

桜は、すべてを浄化してくれると花だと思います。

愛別離苦、怨憎会苦。すべての悲しみを解き放ち、天に舞い昇れ!昇華せよ!と、桜が言っているように、私には思えてならないのです。

コメントを残す