心のケア—ヨーガに挑戦

ヨーガに興味を持ったのは、もう30年も前のことになる。

オーム真理教などというものが事件を起こしたので、一時潮が引くようにヨーガは世間から消えていったように見えた。

しかし、10年前頃からふつふつとブームが始まり、今ではすっかり美と健康の代名詞のように、カルチャーの定番科目になってしまった。

私も、そのヨーガに再挑戦しようと思ったのは、今から5年前。

岩手一関の教室でヨガを学ぶ教室があって、勇気を出して門をたたいた。もちろん教室には、奥様連中、女性ばかりと予想していたので、この決心は並大抵のことではないことをご想像下さい。

一人で通うのは崖から飛び降りるようなもの。嫌がる家内を拝み倒し(拝むのは得意!)二人でオソルオソル、体験教室に行ってみた。

そこはもちろん奥様方が20人ほど。女性に交じって、男性もいる。

私とおんなじ、変なオヤジもいるものだと、半分安心したような、同類相憐れむような親近感を覚た。

体験入学なのに自己紹介・・・?えー私はお寺の住職で、座禅の呼吸法とヨーガの関係がどうで?・・もうウン十年も前に一度ヨガに興味をもちまして・・・えー・・どうぞよろしく

もう、逃げ出そうと思っているのに、入会の誓いの言葉を無意識に言ってしまった。横から妻がヒジで突っつく。「何言ってんのよ!」というような、こちらを見る目は怖いのに、そちら半分の目はにこやかだ。(女性はすごく器用なものですね。)

でも、先生がよかった。小沢アヤ子先生。日本ヨーガ療法学会常任理事。ヨーガ療法士の資格を持ち、学会では日本で指折りの先生だ。

こんな縁で、ヨーガ教室に通い1年。そして、さらにインストラクターを取ってみようと思い、さらに1年。

この資格が、被災者の心のケアのお役にたてるとは・・・・?

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